音楽愛好家たちの「スポティファイ」離れが止まらない。
パン屋で働いていたメグ・レセムは、朝のサウンドトラックを選ぼうとスポティファイを開いた。プレイリストを延々とスクロールしたが、そのときの気分にぴったりくるものが見つからなかった。それで彼女は、自分がいかに生活のなかで音楽を「使って」いるかということに気がついたと、英紙「ガーディアン」に話す。
「音楽そのものを体験しているのではなく、音楽がツールになっていることが自分には向いていないと思ったんです」
そこで彼女は、スポティファイとアップルミュージックを解約した。
レセムのように、無限の選択肢があるにもかかわらず自分が実際には「何も聴いていなかった」ということに気がつき、ストリーミングから離れていく音楽愛好家は近年ますます増えているという。
音楽家のジャレド・サミュエル・エリオセフは、2年前からスポティファイを使っていない。便利さとは無縁だが、彼の音楽体験は間違いなく能動的なものになったとガーディアンに語る。
「不本意ながら、聴く音楽の数も減りました。スポティファイでは、最初の15秒だけをチェックして、スキップしていたんです。今は、インターネットを使うのは音楽を探すときだけです」
また、ミュージシャンへの報酬が少ないことを知ってストリーミング配信を解約したという人もいれば、アルバム時代は、最初は好きではなかった曲でも徐々に聴くようになっていたのに、スポティファイでは同じ曲だけを100回も連続で聴いていたことに気がついたという人もいる。
彼らのようにストリーミングから離れた人たちは、アイポッドを買い直したり、音楽配信・販売プラットフォームの「バンドキャンプ」からダウンロードしたり、オープンソースソフトウェアやホームサーバー、VPN接続などを駆使してお手製の「セルフホスト・ストリーミンング・ライブラリ」を作ったりして、「受動的な音楽体験」からの脱却をはかっている。
音楽家で教師のウェンディ・アイゼンバーグはこう話す。
「携帯電話に音楽をダウンロードしたり、CDやテープをかけたりすることで、自分が積極的に音楽に関わっているように感じられます。だから、熱心にその音楽を聴くことができるのです」
COURRiER Japon
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c334b866614415df01c94bbd15ae1ff51a9778b
引用元: ・【Spotify】音楽愛好家たちが続々と「スポティファイ」を解約するワケ [愛の戦士★]
LINEはないな。
まだAPPLEミュージックの方がいい
ウザい
「聞きたくない曲は飛ばし放題!www」
「最近のラブソングはだいたいこんな感じ~ 退屈な曲は有料会員で飛ばしちゃえ」