オースティン氏は戦場での変化について、ウクライナ軍兵士の技量と、米国や北大西洋条約機構(NATO)が供与した兵器の戦略的な利用に起因すると指摘。特に、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の活用を挙げた。
オースティン氏は、戦場での力学に変化が生じているのを目の当たりにしていると指摘。ウクライナ軍は東部ハルキウ州で非常にうまくやっているとしたほか、ヘルソン州でも速度は少し遅いものの前進を続けていると述べた。
オースティン氏は、ウクライナ軍はHIMARSのようなテクノロジーを使って、兵站(へいたん)用施設や司令所などへの攻撃という「正しい方途」に活用していると指摘。これにより、ロシア軍の能力を大きく排除していると述べた。
ウクライナ軍はそのようにして力学に変化をもたらし、同軍が機動的に動ける機会を得たという。
オースティン長官は、米国がなぜ長距離兵器を供与しないのか質問されると、ウクライナの国防相とは定期的に連絡を取り合っているとし、米国が戦場において効果のあるものを効果的に提供しているとの見方を示した。
10/3(月) 14:00配信
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